過去を振り返ると私たちは少し生き急いでいると感じる事が多いです。
速いこと=優れていること
このような見えない風潮が社会にあり、
「仕事が速い」
「覚えが速い」
「稼ぎが速い」
などを美学のように語り継がれているように思えます。
でも、よく考えるとスピードがある人ばかり出世しているわけではないし、のんびりした人が無能なわけでもありません。
短期的に見れば早熟な人のほうが大きな成果を上げますが、しばらく経つとそれほど差がなくなっていたりします。
幼少の頃に神童と呼ばれた子供が、大人になっても天才と呼ばれていることはほぼありません。俳優の子役にしてもそうです。
逆に大器晩成型で、遅くから才覚を示す人は土台がしっかりしているため目的の達成度は高いです。
200mトラックで半周差をつけられようが人生がフルマラソンなら誤差でしかありません。
結局のところ、一時期の差や失敗は、人生においてそれほど重要ではないということ。
走っても歩いても、方向が同じなら同じ目的地に着きます。車に乗ろうが、飛行機に乗ろうが、たどり着く場所は変わりません。
自分を大事にした上で幾度も挑戦し続ければ、遅かれ早かれ必ず目的地にたどり着くのです。思い入れさえあれば、どんなに回り道をしても必ず達成しますし、危ないことをして事を急ぐ人は、運に関係なくいつか必ず失くしたものの方が多くなるのです。
小説家を天職にしている人は、たとえ若かりし日に別の道を選んだとしても、結局小説を書いていたでしょう。大きな分岐路を進んだ気でいても、いつの間にか古巣に戻っていることもよくあります。
只々、今やろうとすることをやっていれば、多少の遅延はあっても必ず行くべきところに辿り着くことになります。
目的地さえ常に心に持っていれば、それでいい。
貴方の努力は、何らかの形でいつか報われる時が来ます。その日が来るまで、今は歩き続ければいいじゃないですか。
迷うことも、遠回りすることも別の目的地を見つけることもあるでしょう。
だけど、それはそれでいい。
近くで私も同じようにゆっくり歩いてますから。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
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