おはようございます🇯🇵
奈良県の名物のひとつに「柿の葉寿司」があります。
見た目は地味ですが、そこには「海のない奈良県」ならではの知恵が詰まっています。
江戸時代、紀州(和歌山県)の漁師が、熊野灘で取れた鯖を塩で締め、峠を越えて吉野川沿いの村(奈良県)へ売りに行ったことが始まりだと言われています。
その頃ちょうど吉野の村では夏祭りが開催されており、山奥に住む人たちにとって海の幸は貴重な食材だったので大変喜ばれたそうです。☺️
塩締めした鯖は辛いため薄く切ってご飯に乗せ、乾燥を防ぐため、裏山にあった「柿の葉」でくるむようになりました。
のちに、柿の葉には柿タンニンという成分が含まれており、抗菌・抗ウイルス作用があることがわかり、それからは保存食として定着していったそうです。
まさに奈良の風土が生んだ郷土料理ですね。😉
本投稿関連サイト:CACカフェスペース
LINEオープンチャット:CAC 経済
(どなたでも自由にご参加いただます。月に1~2回ほど無料オンラインセミナー経済カフェも上記のオープンチャットでご案内します♫
ライター:Takatoshi Sato