おはようございます🇯🇵🌴
最近、何かしら「小さな秋」を見つける機会が増えてきて、夏が終わってしまうさみしさと、秋が訪れることへの期待感が入り混じった複雑な心境になりますね。😊
そんな思いを表す言葉に「桐一葉(きりひとは)」があります。😊
「桐一葉」とは、桐の葉が一枚はらりと落ちる様子に秋の訪れを感じ取る言葉で、秋の季語です。🍂
桐は丸く大きな葉を持つ落葉高木で、材質は軽く、湿気や水に強いため、昔から日本の家具に利用され、とくに桐箪笥は嫁入り道具の定番として重宝されてきました。😊
桐の葉の特徴は、とても大きな葉で、それらが一枚落ちるとき、桜のように「ひらり」ではなく「バサッ」という音を立てて落ちたのかもしれません。🫢
さらに、文様としても大切にされてきており、菊とともに皇室の紋章や神紋に用いられたり、中国では鳳凰の宿る木とされたりと、高貴な象徴としても扱われてきました。😊
また「桐一葉」という言葉には「衰退のはじまり」という意味も込められているのだとか。😐
そんな背景を知ると「桐の葉が一枚落ちる」という出来事の大きさがわかるような気がしますね。🍀
季節の変化と同時に、なにか「兆し」のようなものを感じたのかもしれません。たった一枚であっても、それはすべての終わりであり、はじまりでもあり、そこに人々が夏の余韻と秋の深まりの情景を重ね合わせていったのでしょう。😉
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ライター:Takatoshi Sato