おはようございます🇯🇵(palm tree)
本日より七十二候「蒙霧升降(ふかききりまとう)」に入ります。🌁
春は霞(かすみ)、秋は霧(きり)と言うように、空気の水蒸気が小さな水滴となって空中に浮遊する現象としては同じですが、名前が変わります。もっとも春のみを霞というだけで、実際に霧は季節を問わず、発生していますね。😊
梅雨の時期に出るのは梅雨霧(つゆぎり)、夏に発生する夏霧(なつぎり)、そしてこれからの季節が秋霧(あきぎり)、場合によっては冬にも霧は発生します。😊
秋霧のピークは秋雨前線が続く10月下旬の晩秋から初冬にかけてですから、霧が秋の季語になっているのです。😐
春霞
かすみて去(い)にし
雁が音(かりがね)は
今ぞ鳴くなる
秋霧の上に
紀友則
春霞の中、ぼんやりと見えなくなって去ってしまった雁は、今こそ鳴いているよ、秋霧の立ちこめる上に。
霞と霧という春秋の代表的風物を配して、雁の帰来を喜ぶ心を詠んでいます。😊
春霞・秋霧という対比に知的な表現法を感じますね。😉
投稿関連サイト:CACカフェスペース
LINEオープンチャット:CAC 経済
(どなたでも自由にご参加いただます。月に1~2回ほど無料オンラインセミナー経済カフェも上記のオープンチャットでご案内します♫
ライター:Takatoshi Sato