ほとんどの方が今持っているスマホ…
このスマホを世界で初めて発明したのは、もちろん…
ジョブズではありません。
それは…フランク・J・カノーヴァという方です。
「誰?」
そう思われたのではないでしょうか?
彼は当時、IBMで勤務していたエンジニアなんです。
1994年にタッチパネル機能を持った、
今で言うスマホ「Simon」という商品をアメリカで販売したのです。
(ただし、当時はスマホという呼称はなかったのですが💦)
それに倣い、ジョブスが初代iPhoneを作り上げ、
2007年、大々的にプレゼンをしました。
「Simon」はその13年も前に、販売開始をしていたのです!
でも、そんな発明者やIBMに対してスマートフォンの
イメージは全くないですよね。
一体なぜでしょうか?
それは、ジョブズ、そしてAppleこそが
スマホを実用的なものに改良し、
世の中に普及させたからです。
確かにスマホ的な携帯電話を発明したのは、
フランク・J・カノーヴァでしたが、
当時は使いたいと思わせるような見た目でも性能でもありませんでした。
携帯電話とそっくりな見た目に見づらいディスプレイ、
ポケットに収まらない長さなど、大衆に受け入れられるものではなく、
事実、販売台数は5,000台程度にとどまり、
世間に広く普及をするには至りませんでした。
一方、2007年に販売されたAppleが作ったスマホ「iPhone」。
こちらはいかがでしょうか?
見た目や、持ち運びやすさの差は歴然としてます。
そしてこれは、スマホだけのお話しではありません。
例えば、電球。
「電球=エジソン」
というイメージがあるかもしれませんが、
実際に発明したのはイギリスの物理学者、ジョセフ・ウィル・スワン。
彼は1860年代に初めて白熱電球の試作品を作り、
1970年代に世界初の白熱電球を完成させました。
エジソンはその噂を聞きつけて、電球の研究をスタート。
彼は、すぐさまマスコミを通じて
「もうすぐ電気の時代がやって来る!」と大々的に公表。
実験を何度も何度も繰り返し、
スワンが完成させた電球の60倍の寿命を持つ電球を発明したのです!
それを販売するために作られた会社は、
後にゼネラル・エレクトリック社 (Nasdaq: GE)となります。
インスタントラーメンもそうです。
今では、日本だけでなく、世界でも愛されている非常食ですね。
「インスタントラーメン=日清=安藤百福」
という
イメージがあるかもしれませんが、
実際に発明したのは張国文という台湾人です。
安藤百福はインスタントラーメンの特許を張国文から
3億円で買い取って商用生産を始めたのです!
これらから言えることは…技術を発明した人ではなく、
広く実用化させた立役者が評価されて、
世間に知られるようになる傾向があるということですね。
日ごろ耳に入ってくる情報は少し気をつけて深掘りすると
それまでとまったく違った世界観を養うことに繋がります。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
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