おはようございます🇯🇵
「蚊帳(かや)」は虫除けのための道具として古代エジプトの時代から使われてきました。
日本で庶民に普及したのは江戸時代あたり、麻色の爽やかさにかける色でしたが、のちにデザインが変わっていきます。
今のような色合いを考案した方は、ある日木陰で休憩中に緑色のつる草が一面に広がる野原にいる夢を見て「蚊帳の色を涼味あふれる緑にすれば、中にいる人の気持ちを和ませ、爽快な気持ちにさせるだろう」と着想しました。
その方は寝具の老舗、西川株式会社の江戸時代初期の二代目当主だそうです。
そして、「近江蚊帳」として売り出すやいなや、爆発的なヒット商品になり、後世に受け継がれるデザインとなったわけです。
古き良き風情のある夏の演出に蚊帳を導入してみるのもよいかもしれません。
ぐっすり休んで涼やかな夢が見られそうですね。😉