おはようございます🇯🇵🌺
本日より七十二候「魚上氷(うおこおりをいずる)」に入ります。😊
氷の上から魚たちが元気そうに動き回っているのが見える頃というように、水辺の春を感じてみませんか?と捉えてもよいですね。🐟
春の季語に「薄氷(うすらい)」というガラスのような薄い氷を指す言葉があり、薄氷がひび割れた様子を昔の人は「氷割れ(ひわれ)」といって、尊んできました。😊
これは、単に自然界の造形美であるというだけでなく、不純物の少ない「寒の水」を一年でもっとも清らかな水として捉え、純粋な高潔さの象徴とされていたからです。😊
着物の地模様に使われる氷割れ文様は、陶磁器、建具、工芸、包み紙などかなり頻繁に使われていた幾何学文様ですから、どこかで見かけたことがあるのではないでしょうか?😊
薄氷が解けることと、人の心が解けあうことを掛けた巧みな表現があります。😊
外は田畑の薄氷
心解け合ふ裏借家も
住めば都にまさるらん
為永春水
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ライター:Takatoshi Sato