花や水にどれだけ「おはよう、今日もありがとう」と声をかけても言葉は届きません。
届くのは貴方の発した心の底にある情念と波動だからです。
なぜなら言葉を話せない方が同じ事を思うだけでも、必ず花たちには届くからです。また、英語やドイツ語フランス語など、言葉を変えて話しかけても同じ結果になります。
言葉にする事が重要なのではなく、貴方の精神が大切であって、言葉に重きを置く生活をしていると真理は見えなくなってしまいます。
メールやLINEなどで思わず相手に誤解を与えてしまうのは、あなたの真意が言葉という凝縮されたものでしか表現できないため、思いが言葉に乗りきれないからです。
逆に言えば、言葉だけ上手に操れば簡単に人を騙せてしまうのも確かです。言葉にすることで他人に伝わりやすいのは確かですが、実は言葉にした時点で、本物ではなくなってしまっているのです。
極端な例になりますが、
「good morning」
と言われて、貴方は「おはよう」と受け止めますか?
よく見てください。「good=良い」と「morning=朝」という単語だけです。
もともとこの言葉は「 I wish you a good morning 」が略された形であり、日本語にすると「私はあなたに良い朝を願っています」という意味になります。ですからその言葉が使われる文化や背景など深いところまで理解していないと、「good morning」と言われただけでは相手の真意は伝わらないのです。
このように同じ人類の言葉同士でもかなり異なりますし、言葉と感情にも大きな差があります。
貴方が「楽しい」と言葉を発した時、貴方の純粋な「楽しい」という感情は言葉に集約したことで、聞く相手が思い浮かべる「楽しい」という感情へと変化してしまいます。
情動を言語に変換する限り、そのままの想いを保つことはできません。
類似するワードを検索して表現する行為が、貴方を型に嵌めてしまっているのです。
言葉は想いそのものではないので、どうしても100%伝えきることはできないのです。
誰と話すときも、何を読むときも、ある程度の齟齬を伴っているということを自覚しておきましょう。
人は言葉を伴うことで進化し、高度な文明を築いてきました。
多様な言語はそれぞれの民族の脳組織を変容させ、独自の文化を生み出してきました。
人が言葉を扱うのではなく、言葉を扱うものが人なのかもしれません。
しかし、言語はあくまで心を文字に翻訳したものであり、貴方の精神そのものではありません。
時には行き過ぎた感情へ誘導し、貴方を翻弄することもあるでしょう。
そんなときは言語化を止め、ありのままの感情を受けとめましょう。
生まれたばかりの赤ちゃんのように、快と不快だけで表現するのもいいでしょう。
複雑な想いはいつも、言葉では伝えきれないもの。
無理に言葉で表現するのではなく、その繊細な心のほうを大事にしてあげてください。
言葉がまだなかった時代の方が人々は深く繋がりあえていたのかもしれません…。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
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