おはようございます🇯🇵🌺
「寒天干し」とは、天然の寒天をつくる工程の一つで、12月から2月中旬にかけて長野県の諏訪地域で行われます。😊
海藻である天草(テングサ)を煮て固めた棒状の寒天を、2週間ほど屋外に並べて、溶けたり凍ったりを繰り返すことで水分が蒸発し、天然の寒天ができるのです。😯
そもそも寒天づくりがはじまったのは、江戸時代初期。
京都・伏見の旅館の主人が偶然、「ところてん」が凍って乾燥しているのを発見。水で戻して食べてみると、海藻のにおいがしない、透き通ったところてんができました。😊
「寒ざらしのところてん」から「寒天」と命名され、関西を中心に広まっていったといいます。😊
その後、諏訪の行商人・小林粂左衛門(こばやしくめざえもん)が、出稼ぎで訪れた兵庫県丹波地方の寒天づくりを見て、諏訪の気候は寒天づくりにうってつけではないかと思いつき、この製法を持ち帰りました。😯
それ以来、寒天づくりは長野県諏訪地域では、稲を刈り取った後の広い水田を利用することから農家の副業として適切であったことや、この地域の不純物の少ないきれいな水が寒天づくりの大きな利点となり、冬の風物詩となったといわれています。😉
投稿関連サイト:CACカフェスペース
LINEオープンチャット:CAC 経済カフェ
(どなたでも自由にご参加いただます。月に1~2回ほど無料オンラインセミナー経済カフェも上記のオープンチャットでご案内します♫
ライター:Takatoshi Sato