自分の心の成功を求める人にお手本はいりません。
それは、偶然が成功も失敗も導くと分かっているからです。
多くの人は成功する前に「成功する方法」を求めます。やり方がわかれば必ず上手くいくと、本気で思っているのです。
ですが、実際そんなことはありません。
やる前から成功するとわかっていることなんて、殆どないのです。
たまたま出会った人
たまたま読んだ書籍
たまたま知った芸術作品
この偶然の出会いを重ねた結果が、あなたの人生に刺激を与え、振り返った時にそれがあなただけの成功法だったと気づくのです。
偉人と呼ばれる方は数多くいますが、
例えば、発明王として知られるトーマス・エジソン。
彼は二万回の失敗の末、日本の竹を使ってようやく白熱電球の点灯に成功したと言われています。
最初から理論的に竹やタングステンがフィラメントに向くということがわかっていたわけではありません。
成功してから検証して、電球が付く原理がわかったのです。
殆どの科学理論は、それが経験的に実証されてから生まれました。
大抵発見されたばかりの頃は間違いだと思われ、しばらく後になってから認められてきました。
常識や理論というのは、この世界のほんの一部分をつづったものでしかなかったのです。
この世界はわかっていないことのほうがずっと多い。
いくら頭で考えても、賢人に教えを請うても、完璧な答えは得られません。
いくらお手本通りやったとしても、大半は上手くいきません。
「成功者の真似をすると良い」
と言いますが、それも勧めません。
彼等は成功する理論を持って、成功したわけではありません。
たまたま上手くいって、その結果、自分だけの成功する方法を掴んだだけなのです。
それに最悪なのは、それを書籍にして、さも簡単に成功できると謳っていることです。
環境も才能も違う貴方が模倣したところで、同じ結果が得られるはずもない。
貴方が成功する方法を知るのは、
貴方が成功したその後になるのでしょう。
発見をするためには、試行回数を増やすことが必要です。
適当でもいいのでとにかく頻繁に行い、当たるまで続けるといいでしょう。
リソースの続く限り続ければ、確率的にいつか何かが見つかるはずです。
どんな偉人も、最初から成功することが決まっていたわけではありません。
理論的に導き出された道を通って、計画的に到達したわけでもありません。
ただ偶然が積み重なって結果が生まれ、後付で理由が付けられただけです。
誰かが作った答案用紙を見るのは、もう止めましょう。
貴方が見つけられないのなら、それはきっと「まだこの世界にはない」のです。
貴方が発明してようやく、それはこの世に生れ落ちることになるのでしょう。
歩く前に道はなく、歩いた後に道はできる。
休みなく歩き続けることだけが、成功への近道なのです。
頭ではできないと思っていても、
実際にその範囲を超えた時、
初めてあなたを縛っていた小さな枠に気がつくでしょう。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
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