ある投資家がいました。
彼はある朝、ここぞと思って投資をして、夜になって口座が+10万円になっているのを見て彼は大層喜び、気持ち良くその夜は眠りにつきました。
しかし…
次の朝起きて口座を見ると…
-20万円になっていました
彼は激しく怒り、近くの壁を殴りつけました。
彼の幸福・不幸は何で決まったのでしょうか?
資産の増減に、感情が引きずられたのです。
きっと彼はこれからもレートの変動によって損益が変化する限り同じことを繰り返すでしょう。
この場合、相場のレートが変動したことによる外的な要因から感情は操作され揺れ動いたわけです。
では、感情がマイナスに振れないためには、いったいどうすればいいのでしょうか?
すべての予想を当てて、全勝すればいいんですね。
できますか?
このチャートの複雑な動きを、一度の間違いもなく操作・予想するのは回数を重ねれば不可能だとわかります。
では、外的な要因に感情を委ねず、内的な要因で日々過ごすとどうなるのでしょう。
ここに、ある消防士の短い物語があります。
彼は災害から人を助けるのが生きがいでした。
いつも自分の身を顧みず、火事の中に入って行きました。
火傷をする日もありました。
無事に帰って来る日もありました。
煙を吸って体調を崩す日もありました。
最後は倒壊する建物に巻き込まれ、とうとう帰ってきませんでした。
しかし、何一つ後悔はありませんでした。
結果はどうあれ、彼は自分の内面に持つ理想の自分へ近づこうとする行動、それこそが幸せなんだと日ごろから感じていたからです。
いかがでしょうか。
勝った負けたの2通りだけの選択肢には無い生き方が内的な要因でできています。
彼は自分ではコントロールすることができない外的な要因に感情を操られて日々を過ごしてません。
投資の世界は無情で、私達の神経を常に逆なでします。
しかし、それに惑わされていては、いつまで経っても平穏な心にはなれないのです。
日々の値動きに一喜一憂するのではなく仕事、投資、消費、これらをトータルで考えて心がプラスになれる方法を考えましょう。
あらゆる結果に感情を左右されるのではなく、どんな結果になっても内的な要因を軸に過ごすことができれば、そこに勝ち負けなんてないのだと消防士は教えてくれました。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
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