誰でもそれなりに楽しいことがあって、それなりに苦しい事もありるでしょう。
私たちの日常はひと言では表せないくらい色んな捉え方ができます。
しかし、例えば
「貴方はお金持ちですか?」
と聞くと、8割の人は「いいえ」と答えます。
「はい」と答える人は2割しかいないのだから、日本人の大半は貧乏ということになります。
次に、
「それを10段階で表すと、どれくらいですか?」
と尋ねると、だいたい4~6くらいという答えが返ってきます。
もっと低い数字を選ぶ人は稀です。
みんな自分を中流ぐらいと思っているということになります。
まあ、実際そんなものでしょう。
今度は、
「なぜ1~3を選ばなかったのですか?」
と聞いてみましょう。
多分、「そこまでお金に困っていない」とか「もっと貧しい人もいる」といった答えが返ってくるでしょう。
そうすると、気付きます。
「自分はそんなに貧しくなかったんだ」
ということに。
これが何を意味するのでしょうか?
二段階のイエス・ノーで割り切れるほど、この世界は単純じゃないということです。
質問を裕福から幸福や健康、体力や知力、人望や地位に置き換えても、だいたい同じ結果になります。
誰だって最高ではないけれど、かといって最低でもなければ、悲観するようなレベルでもない。
ほんのちょっとだけ差があって、誰もが真ん中くらいをうろうろしているだけなのです。
安月給といっても、日本人のサラリーマンなら5か6くらいでしょうか。
頭が悪いといっても、普通に生活できているわけですから4以上はある。
不幸な境遇といったって、普通の人ならせいぜい3くらいじゃないですか。
イエスかノーの2択ならノーだったとしても、10段階評価ならそう悪い数字にはなりません。
「1や2を選ばなかったこと」が貴方のプライドであり、恵まれている証拠でもあるのです。
人は何かと甲乙を付けたがるものですが、二段階評価ではやはり正しく表現することはできません。
それをやるととても極端な評価になって、必要以上に現実を誇張してしまうからです。
自分の置かれている立場を確認したいときは、最低でも10段階くらいの区分けで行いましょう。
そうすれば、極端に美化することも卑下することなく、客観的に判断することができるはず。
そして、自分が思った以上に恵まれた位置にいることに気付くでしょう。
順風満帆とまではいかなくても、それなりに平和な日常。
それがどんなに幸せなことなのか、目先の日常に埋もれているとなかなか気付けないものです。

私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
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