皆さんは「おとぎ話」はお好きですか?
では、信じてますか?
笑われそうですが…。💦
小さなころ、寝る前に物語を聞かせてもらった事や
絵本などであたかも自分が主人公になったつもりで読み漁った事など…
今思えば、
「世界とはどういうものか」「人はどう生きるのか」
といったことを
現実的ではない「おとぎ話」に学び、また、思考も確立されてきました。
ただ、現在でもこれが土台となり
皆さんそれぞれ独自の捉え方をして
「あなたはこうするべきだ」「社会はこうあるべきだ」
となり、それに共感したり対立したりして個人も社会も成り立っているのです。
ただ、この「おとぎ話」は「神話」も同じです。
世界の人口30%以上を占めるキリスト教はいかがでしょう?
「聖書」という「神話」で現代も信者の方々は繋がっていませんか?
彼らの思考・行動は日々、
現実的ではないものがいまだに土台となって決められてませんか?
「ハンムラビ法典」なんかもそうです。
米国が建国された時の「独立宣言」も「神話」が土台です。
一方、日本人も「日本神話」を基盤として皆さんが繋がっているのです。
現在もです…。
皆さんはそれぞれに
自分の願望的な「神話」を目標として持ち、その方向へ進み、
社会もそれぞれ「神話」があって、それを守ろうとしてるのです。
レヴィ・ストロースという世界中の「神話」を研究した文化人類学者は
「われわれ西洋人にとって、神話と歴史との間は深い淵で隔てられています。
それに対しもっとも心を打つ日本の魅力の一つは、
神話も歴史もごく身近なものだという感じがすることなのです。
〈中略〉今日では日本文化は東洋に対しては
健全な社会のあり方のモデルを示しています。
西洋に対しては精神的衛生のモデルを提示します。
今度は西洋の国々が日本を学ぶ番なのです。」
と語っておられます。
皆さんが伝える番なのです。
このように、混迷する今の世界情勢に応えることができるのは
日本の「歴史」と「神話」にあるのかもしれません。
私たちは日ごろ自分自身で思い描いた未来のストーリーを作って、
「豊かさ」や「幸せ」を求めて行動していますが、
その土台を作り上げてる「神話」や「歴史」、
我々がどこから来てどこへ行こうとしているのかなど、
少し立ち止まって見直す時なのかもしれません。
CAC「文化と精神」では、
西尾幹二さん、渡部昇一さん、田中英道さん、西鋭夫さん他…
様々な方の資料をもとに、
現代から見て、「この時期はこうだったのではないか」と考察しながら
古代から日本人の歩んできた歴史を
少しずつ皆さんと共有させていただいております。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
CAC連絡先
メールへご連絡:cac.join@gmail.com