「精神論みたいなきれいごとばかり言っててもしょうがないから稼ぐことを考えないとね」
と、ある方に言われました。
そうでしょうか?
この方はお金をたくさん稼いぐことが幸せになることだと思ってらっしゃるのでしょうが、それはひと昔前に洗脳された思考回路なのです。
今、そのお金の価値自体が揺らいでいる危険な状況で、
「モノの値段を上げて回収しようか」
「毎月使える金額を国が管理しようか」
「新札発行で等価交換しないようにしようか」
「税金を上げて回収しようか」など、
お金を集める事が一番好きな人たちが
「稼ぐことが幸せになる事ですよ」と教育して皆さんを酷使して回収しているわけです。
大切な時間を使い、稼げば稼ぐほど納める金額の比率が上がるからくりに乗せられている以上、いつまで経っても焦りと不安から抜け出せません。
お金は日々の食事やマラソンなどと同じで、長い目線でいつの時代も健康に保ってあげられるような思考が大事です。それは今稼いだお金の価値がいつまでも同じとは限らないからです。
まず、大局を見て、世の中がこれからどう動くのかなどを予想しながら、日々の行動と心の置き方へと視線を注ぐことが大変重要なのです。
アリストテレスが紀元前にこのような事を言っています。
「文明(モノ)は著しく成長してきたが、人間(精神)の成長は昔のままで止まっている」
(私自身、かなり昔に読んだ記憶なので言葉の意味合いだけ掴んでください…)
私たちには遠い昔にあたるギリシャ時代なのに、既にこのような言及をされています。
私たちの精神面は太古の時代から成長しているのでしょうか。人間的な成長は「石器時代から止まったまま」という事なのかもしれません。
ピラミッドや古墳、数々の遺跡は入場料を取って稼いでやろうと考えて遺ったものでしょうか?
稼げないなら負け組なのでしょうか?
稼げないまま死を迎えた画家などの芸術家も負け組なのでしょうか?
色々考えてみるとお金を稼ぐ事が勝ち組ではない事に気づいてきます。
お金とモノを手に入れる考え方が先行した今だからこそ自分の心を成長させる投資は何かと考えることが、人生を豊かにしてくれる勝ち組ではないでしょうか。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
CAC連絡先
メールへご連絡:cac.join@gmail.com