「蜜の味」と言えば、人の不幸や陰口などが思い浮かびませんか?
貴方もどこかでそういう場面に遭遇した事があると思います。
単純に、私達は自分が得をすると喜びます。
では、貴方と全く関係の無い人が大儲けしたら、どのように感じるでしょうか?
自分が得をした時のように、一緒に喜んであげることができるでしょうか?
おそらく、できないと思います。
他人のことなので関心がないか、あるいは嫉妬することでしょう。
最悪の場合、自分の利益を奪われたかのように、相手を憎むことも有り得ます。
このように、利を得た人が変わるだけで全く逆の反応をしてしまいます。
自分、あるいはその周辺に利益が出れば喜ぶ。
他人(敵)、あるいはその周辺に利益が出れば不快になる。
実にシンプルに出来ていて、これは人間の生存本能から来ているものです。
自分の利益はもちろん、身近な方の利益は、貴方の生存の助けになります。
逆に、敵やその援助者が栄えることは貴方への脅威になる為、本能がそれを拒否します。
どちらでもない者については無関心になりがちですが、もしその資源に限りがあるとすると、欠乏してもらったほうが都合がいいのかもしれません。
つまり、自分に近い相手ほど利益を望み、敵に近い相手ほど損を望むということです。
それは生物の原則であり、貴方が動物である限り避けることができません。
しかし、それは本当に正しいのでしょうか?
この論理に従えば、他人を蹴落として、自分の利益だけを求めることが最適な生き方となります。
でも、そんな人が幸福な人生を送れると、本当に思いますか?
そうではありませんよね。
仮にそうやって裕福になれるとしても、なりたくありません。
人を敵視して生きる人生なんて望みませんよね。
実際に、民の為に誠意を持って働き、偉業を成し遂げた人は、その対価を受け取っています。
逆に他者を批判し、蹴落として財を成した人は、一時的に繁栄しても、後で必ずその報いを受けることになります。
恨みの感情は、すごく強いです。
できるだけ早く捨てましょう。
儲ける為に人を蹴落としたら、いつか必ず復讐されます。
悪意を向けたら、悪いことが返ってくるようになっているのです。
敵に損を押し付けて、自分が得をした時代は、今より何千年も昔、確かにありました。
当時は人間の寿命も30年足らずで、生活資源も限られていたため、奪い合わなければ生きていけなかったのです。
しかし、その時代は既に終わってます。
文明の発展により、狩猟よりも協力と生産が重要な社会が形成されました。
社会に貢献することで、対価を受け取る社会に生きているのです。
もちろん、自分を犠牲にしすぎてもいけません。
他人の事も自分のことと捉えて、一緒に幸福になる道をいつも考えていればのです。
難しいですか?
でも、大丈夫ですよ。
貴方には、元々その力があります。
考えてみてください。
自分の幸運はもちろん、喜べますよね?
恋人の幸運も当然、喜べます。
家族だってそうです。
友達や身近な知り合いだって幸せでいてくれたほうがいいに決まっています。
貴方はすでにこれだけの人たちの幸福を、一緒に喜べる力を持っています。
それなら、その対象を少しずつ広げていけばいいだけですね。
友人から、近所の住民に。
住民から、同じ国の仲間に。
日本人から、海外の人々に。
イエスキリストの説いた
「汝の敵を愛せ」
という言葉も、そういう意図があったのかもしれませんね。
ライバルも、外国人も男女も関係ない。
貴方の思いやりの範囲を少しずつ広げれば、その幸福を願うことができるのです。
そしてその願いは、貴方自身にも至福を招くことでしょう。
いつも、この地上に存在するものを大切に想ってあげましょう。
貴方が誰かを支えているように、誰かが貴方を支えていますから。
「自分のことのように喜んでくれる誰かがいて、初めて人は幸福になれる。」
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
CAC連絡先
メールへご連絡:cac.join@gmail.com
LINEオープンチャット(ZOOMセミナー・日本の文化や歴史・日本の素敵な情景などを日々配信します):CAC 経済カフェ
(どなたでも自由にご参加いただます。月に1~2回ほど無料オンラインセミナー経済カフェも上記のオープンチャットでご案内します♫