幸福の感じ方は人それぞれで、シチュエーションでも違いますし、また、年を重ねていくことでも変化していきます。
ただ、大まかにこの感じ方というのは『ボトムアップ説』と『トップダウン説』の二通りがあると言われています。
『ボトムアップ説』
プラスな出来事とマイナスな出来事の総数や大きさが幸福・不幸を決める、という考え方。
沢山の幸運に恵まれれば幸福になり、事故や災害に遭えば不幸になる。
『トップダウン説』
出来事ではなく、個人の考え方や気持ちの持ち方が幸福感を決める、という考え方。
プラス思考の人はいつも幸せで、マイナス思考の人はいつも不幸ということになる。
この二つのどちらが正しいかは昔から議論されていますが、個人的にはどちらも人は持っていると思います。
ただ、世の中にはボトムアップ傾向が強い人もいれば、トップダウン傾向が強い人もいます。
ご自身がいつも欠陥に気を取られ、それによって不幸を感じているとしたら、それはボトムアップの幸福論に支配されていると言えます。
・お金があれば幸せ
・結婚していれば幸せ
・出世すれば幸せ
この場合、物事の有無が幸せに直結するので、それを果たすことで幸福を手にすることができます。
目標を設定して、それを乗り越えるだけの力があれば、非常に建設的な生き方ができるでしょう。
しかし、達成感というのはいつまでも続くものではなく、それが達成できた時には、そこにとどまらずに、また次の課題が発生することになります。
ですからさらに、目標はどんどんハードルが上がっていき、じきに行き詰まることになりがちです。
上を見れば、きりがありませんね。
人の欲望は無限大です。
どんなに上昇を続けても、時間と心だけが疲弊していくでしょう。
どんなに頑張っても幸福と不幸を繰り返すため、『ボトムアップ説』では長期的な幸福は実現できないことになります。
一方、『トップダウン説』の幸福論は個人の感性次第で、出来事は問題になりません。
前向きな思考の人は、悪いことも良く考えられるから、いつでも幸せ。
後ろ向きな思考の人は、何でも悪く捉えるから、いつでも不幸。
もしもご自身が安定的に幸せを感じていたり、逆に不幸を感じているとしたら、トップダウンの傾向が強いということなのでしょう。
どんな出来事が起きてもプラスに考える癖を付けたほうが、人生が豊かになるのは確かです。
いずれにせよ、私達の幸福感は感覚的なものでしかなく、誰もが同じではありません。
貴方自身の考え方と、次々に起こるイベント次第で、いかようにでも変わります。
できるだけご自身にとってプラスと思われるイベントを誘導しつつも、マイナス寄りの出来事に対しても前向きに反応するのが、幸せになる秘訣と言えるでしょうね。
幸せになるために一番重要なのは、お金やモノではなく、貴方自身の気の持ちようです。
周りに翻弄されるのではなく、ご自身にとって本当に必要なのは何なのか
一度立ち止まって考えれば、見えてくるものもあるでしょう。

私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
CAC連絡先
LINEへご連絡:lin.ee/BOUYnLw
メールへご連絡:cac.join@gmail.com
LINEオープンチャット(ZOOMセミナー・日本の文化や歴史・日本の素敵な情景などを日々配信します):CAC 経済カフェ
(どなたでも自由にご参加いただます。月に1~2回ほど無料オンラインセミナー経済カフェも上記のオープンチャットでご案内します♫