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米国利上げ後は不安定な相場展開が続いています。
1980年以降の過去9回の米国の金融引き締め局面で、
S&P500種の推移を東海東京調査センターが試算してる記事がありました。
「米国株は利上げ開始の2カ月後にボトムを付け、4カ月後にはプラス圏に浮上。
6カ月後まで上昇した後は、もみ合い商状へと転じていた。」
とあります。
こちらは米利上げ開始時の日本株とS&P500種の推移の図となりますが、
今回は3月15-16日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で最初の利上げが決定。
米S&P500種は4月以降に調整色を強め、約2カ月後である5月12日に年初来安値を付けてます。
ここまでは過去の動きと同じですね。
ITバブル崩壊やリーマンショック、コロナショックなどの暴落局面(30~50%の下落)よりは
今のところ軽微だと考えられますので、
相場が持ち直す可能性はあると考えられます。
ただ、今年の後半はお話ししてたとおり、NYダウで30000ドルあたり、
ゴールドの対ドルで1500ドルあたりの下落は予想の範囲として
取り組んで頂いててもよいのではないかと思います。
皆さまの投資のご参考になれば幸いです。