日本酒の種類にも色々ありますがお酒好きの方は「どぶろく」はご存知でしょうね。😊
名前から受ける印象はどこか「昔」っぽいイメージで、ちょっと飲みにくそうなお酒なのではないかと思われるのではないでしょうか。
その起源は稲作が盛んに行われるようになった弥生時代にまで遡ると言われており、原材料はいわゆる「清酒」と同じく、米と米麹と水だけのシンプルなものです。🍶
「にごり酒」とも似ていますが、違いは原料のもろみを一切漉(こ)さずに造られている点で、その見た目は白くにごっているだけでなく、液体に米粒などの個体が混ざり合ったとろりとした口当たりが特徴です。😊
どぶろくは漢字で「濁酒(だくしゅ)」や「濁醪(だくろう)」と書くことから、その読み方が転じたものと言われていて、「濁」という文字からも、「ろ過していない」という意味合いが伝わってきますね。😊
ちなみに「甘酒」は基本的に米と米麹で作られノンアルコールの場合もありますが、「どぶろく」は必ずアルコールを生み出す「酵母」が含まれるため、濃厚なお酒に仕上がるのです。😊
また、見た目が似ている韓国のマッコリは原材料が米だけでなく、ジャガイモ・サツマイモ・トウモロコシなどを使うこともあるので、まったく別の味わいだと言えるでしょう。😯
お米が持つ甘みや旨みが強く感じられるため、女性でも飲みやすくて栄養価も高いのです。👩
かつては一般家庭でも作られて、農作業の合間の栄養補給にも重宝されたと言われるほどの飲み物だったので、いかに私たちの生活の中で身近な存在として受け継がれてきたのかが伺い知れます。😊
他にも、豊富なアミノ酸による美肌効果や、生きた酵素による腸内環境を整えてくれるなどの効能が期待されています。😊
飲みすぎには注意が必要ですが、少しずつ口にすることでより健康的な暮らしに近づくことができるかもしれませんね。😉
日本では古くから収穫された米とともに、その米から造られたお酒である「どぶろく」を神前に供えるため、神事とも密接な繋がりが伺える、神聖なお酒だったことも分かります。😊
どぶろくは神様も喜んでくださるお酒だと思うと、私たちも口にしていたいものですよね。😊
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ライター:Takatoshi Sato