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  1. セキュリティトークン

今さらきけない、Securitize「セキュリタイズ」の凄さ! 

Securitizeとは?!

ブロックチェーンで複数のデジタル証券を発行するプラットフォームです。

= 現時点でいえば、STOのプラットフォームですな!!

以上!!!

 

というと短すぎるので、いろいろ伝えたいことをまとめてみます。

 

さてさて今、注目されている「STO」ですが、

STOの概念はなんら新しいものではなく、通常のエクイティファイナンスと変わりありません。

 

既存の規制に乗っ取りながら発行する証券をトークンとして発行するわけです。

つまりSTOだから良いという訳ではありません。

クリアリング会社、証券振替機構のようなところが取り扱えるようになるまでは、まだ時間がかかるでしょうし、金融のバックオフィスの方々が取り扱えなければ意味ないですね。

 

(もちろん日本でも、まだまだ足踏み状態かとは思ってます。STOの言葉だけ進むと思われますが、日本では法律関係が整わないとまだまだ先になりそうですよね。とにかく法整備がおっつかないとです。

進むとしたら、配当があるような仮想通貨(暗号資産)を金融商品化とさせた上、現在の仮想通貨交換業者に金融1種や2種を持たせるようにでもした後ですかね。

となると、今の交換業者は証券会社と組むしかなくなるのかな。。??

でもまぁ、ブロックチェーンによる証券取引の研究が日本にないかというとあるんです。みずほや富士通さんは着々と進めてますね。)

 

 

では、なぜSecuritizeが何がすごいか!

私の大好きなミート先生が教えてくれましたが

元ナスダックトップが5年以内にすべての証券がトークン化するといっています。

 

つまり何かというと、

証券がブロックチェーン上(分散型台帳管理)動くとのが当たり前になると言っているのですね。

 

どういうことかというと、今後のスタートアップ企業はもちとんですが・すでに上場している企業にしろ

証券型トークン発行や、既存株式のシステム切り替え(ブロックチェーン管理)が行われているということですね。

 

そんな時代がくれば

当然活躍してくるのが、証券型トークンの発行プラットフォームやブロックチェーンを活用した取引システムを提供する会社となります。

the block様より

 

そして、数ある証券型トークンの発行プラットフォームの中で、

着々と実績を積み重ねているのが「Securitize」というわけですね。

 

私が尊敬している先生のSecuritizeの関連ニュースをさらっとまとめます。

Securitizeの関連会社(同CEO)のSpice VCが初めての四半期の決算

 

ベンチャーファンドは、四半期ごとにNAV(ネットアセットバリュー=1口あたりの正味価値)だしますが、Spiceの四半期レポートを読み解くと

Spiceは、STO時点だと、0.8~1ドルでの募集で、1.3ドル以上のNAVを叩き出してます。

通常は下がるのが一般的ですからね。

SPiCE VCの資料閲覧はこちら

Fund Quarterly NAV Q2 2018 Management Notes

Fund Quarterly NAV Q3 2018 Management Notes

SecuritizeがSharesPostとBlocktradeとそれぞれ提携を発表。

 

SharesPost

 

米国のブローカーディーラーでSecurity tokenのATSプロジェクト。

ここのファンドはNASDAQのプライベートマーケットにも上場しています。2009年創業。数か月以内にSecuritizeで資金調達した企業がSharesPostに上場にでもなるのかな。

 Leaprate.com様より

Blocktrade

ユーロ圏の金融市場の規制MiFID IIに完全に準拠したSecurity tokenの取引所開設を目指すプロジェクト。

MiFID IIってなーに?

欧州連合(EU)の金融・資本市場に係る包括的な新規制。2018年1月に施行された第2次金融商品市場指令(Markets in Financial Instruments Directive 2)の略称。MiFID2は2007年に施行されたMiFID(金融商品市場指令)制定以降に生じたアルゴリズム取引など市場環境を取り巻く変化への対応や、デリバティブ取引に関するルール導入、株式以外の金融商品への規制適用など投資家保護の強化と市場の透明性向上を図るために策定された。投資会社はブローカーに支払う売買手数料とリサーチに対する対価の分離なども求められる。

野村證券様より抜粋

Security tokenの老舗でベンチャーキャピタルのBCAPがSecuritizeのプラットフォームに統合

 

2017年4月の段階だとまだ技術や売買規制が発達していなかったので、今回Securitizeを使う事で各国の法規制に従うことが可能に。

BCAPの保有者は現在トークンにロックがかかっていますが、Securitizeプラットフォームにて登録を行いロックを解除する必要があります。

 

 

不動産ファンドのプロジェクト、RealecoinがSecuritizeとパートナーシップを正式に発表。

 

不動産資産は元々、流動性が低い資産なわけですが、Security tokenの発展により不動産資産に流動性を増すという目的。

投資家は投資額に応じて、不動産収入からの利益を享受できる。

 

 

 

Securitizeがマーケティングのプラットフォームを開発中のIssuanceという会社と提携を発表。

 

この会社は投資家とSecurity tokenの発行元を繋ぐ役割。プロジェクト側のマーケティングを手伝い、投資家には良い投資先を教えるイメージ。

投資家がちゃんとこのサイトに登録するモチベーションを用意しているそうです。

例えば、Security tokenを発行するぜ!というプロジェクトがあったとしても、投資家を見つけるのは困難。

規制の影響で自由に広告活動もできないですしね。(RegDの506(C))

そこで、適格投資家、機関投資家、クリプト系のファンドにアクセスする手段を提供。

Issuanceの代表は、BusinessInsider、Inc、Cypto_Slateなどのクリプトメディアに記事を寄稿している人物。

この会社はOpen financeとも提携しています。

 

 

SecuritizeがBnkTo the future(バンクトゥザフューチャー)と提携。

 

バンクトゥザフューチャーは投資家からお金を集めて投資するサイト。これまでに700億円の資金が投資されている。適格投資家がファンドが投資する際に乗れる仕組み。ここもセキュリティトークンの取引を目指しています。でもって、Coinbase VenturesとBlockchain capitalという2大VCと一緒に、バンクトゥザフューチャーから投資できるというわけです。

 

各取引所が出資している企業。

coinbaceをよーーーくみてください。

Rippleも出資!!

 

出資と関連があるかわかりませんが、XRPcenterというところが出しているマップが以下の通りです。

 

Securitizeが暗号通貨系スタートアップの資金調達に特化した企業AmaZixと提携。

AmaZixは昨年のICOブームの際に、100社以上のICOに携わり1,500億円以上の資金調達に寄与したそうです。

このAmaZixの最大の特徴は「世界中の投資家」を集める事です。

Securitizeにとってもパートナー企業のマーケティング活動を補完する上での提携かと思われます。

 

Securitizeの顧客Augmateが無事にトークンを発行

 

これでSpice、BCAP、22xに続き4社目のSecuritizeのプラットフォームを利用したトークンの発行が完了。

Augmateは2013年に設立された米国の企業でIoTに特化している。

顧客にTOYOTAロレヤルなど。2014年にはグーグルグラスとパートナーも。

資金調達自体は去年の12月から半年間かけて行っていましたが、2017年6月にSecuritizeのプラットフォームを利用してトークンを発行する事を発表。

英語がわからなくてもAugmateのサイトを見れば、どんな企業かわかるかと思います。

tZEROがPolymathとSecuritizeのセキュリティトークン発行プラットフォームと統合。

 

SecuritizeのCEOもtwitterで歓喜!

これでPolymathやSecuritizeにて発行されたトークンは譲渡制限やKYCなどの情報(スマートコントラクトの執行)を含んで、tZERO取引所にて売買される。

Aspencoinが自社のトークンをSecuritizeのプラットフォームにてアップグレード

 

大手クラファンサイトのIndiegogoにてSTOが実施された

Aspencoinが、SBIが出資したTemplum プラットフォームからSecuritizeへ!!

the block様より

 

コロンビア大学とIBM共同のアクセラレータプログラムへの参加を発表

 

2019年中に最初の社債発行プラットフォームを構築して、9000兆円市場の開拓を目指す。

プログラムは3ヵ月に渡り、IBMのチームと共同で行う。

HyperledgerのブロックチェーンをSecuritizeのプラットフォームを繋ぐ試み。

HyperledgerのメンバーにはJPモルガンやアメックス、ドイツ銀行などがいるようですよ〜!!

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

さーもうお分かりかと思いますが、

いかにSecuritizeさんが注目され、どれくらいの企業価値上昇が見込まれるか!!

STOを行いたい業者が、どのプラットフォームを使うかが勝負になります。

いやらしい話すると、ここでトークンが発行されればされるほど、Securitizeさんの収益が上がるということです。

 

Securitizeに投資されている、VCやエンジェルさんたちはどんな未来を描いているのか( ^ω^ )

ちなみにシリーズAでいれたのはこんなところです。

MUFGと野村が米セキュリタイズに出資──セキュリティ・トークン(デジタル証券)の可能性、STOが注目される理由

 

 

 

とりあえず2019年1月30日には、カルロス代表が日本にくるのでお話ししてきます。

昨年のニューヨーク以来だな〜( ^ω^ )

カルロスさんはめっちゃ日本語うまいですよ。

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