おはようございます🇯🇵
小さな西洋スイカを思わせる「カラスウリ」がようやく果実を膨らませてきました。🍈
やがて鮮やかな朱色になり、秋に彩りを添えてくれます。
花が咲き終わると、上に伸びていたつるの一部が地面を目指して急降下して塊根を作ります。
こうした性質を、天と地上・生と死を結ぶ連絡回路と捉えた童話作家・宮沢賢治。
「銀河鉄道の夜」では、「星祭り(七夕)」のよるに、子どもたちが「烏瓜のあかり」をこしらえて川に流しにいく印象的な描写があります。🛤
モデルになったのは、盛岡の北上川で行われる「舟っ子流し」。
提灯や紙花で飾り火をつけて川に流す、お盆の精霊舟の一種です。
上昇し下降するカラスウリのつるは銀河鉄道そのものであり、輪廻転生を象徴しています。🔃
「ほんたうのさいはひ(本当の幸い)」を探す長い旅の終わりに二人が再び巡り会うことを約束してくれているようですね。😉
ライター:Takatoshi Sato
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