おはようございます🌻
昔から日本の夏に活躍してきたアイテムに「扇子(せんす)」があります。
もともとは「扇」という一文字で「おうぎ」と呼ぶものでした。
作りとしては、「骨」を束ねて、片方の一点を「要🟰かなめ」で固定したもので、この要が壊れてしまうだけでも扇が成り立たない事から「肝心要」という言葉の語源になっています。
発祥の起源は様々で、明言する事は難しいのですが、神道の儀礼や日本舞踊に使われたりして、長い歴史を持っています。
また、平安時代の文献では、道具としてだけではなく、贈答品の役割や手紙のような形で和歌を書いて大切な方へ贈るなど、日本人ならではの気品と感性が込められています。
この「扇形」は「末広がり」に通ずるので冠婚葬祭など縁起の良いものとされ、引出物としてお見かけすることもありますね。🪭
素材に白檀などの香木を使ったり、お好みの香りを移したりしてご自身の心を整える役目も担ってくれ、夏の癒しの象徴として風情を与え続けてくれています。😉
本投稿関連サイト:CACカフェスペース
LINEオープンチャット:CAC 経済
(どなたでも自由にご参加いただます。月に1~2回ほど無料オンラインセミナー経済カフェも上記のオープンチャットでご案内します♫