おはようございます🇯🇵🎍
「百花の王」として称えられるボタン(牡丹)は、通常は春から初夏にかけて咲く花です。🌺
今は人工的な温度管理で促成栽培され、冬に咲くボタンを「フユボタン(冬牡丹)」と呼びます。😊
春咲きのボタンより小ぶりではありますが、凛とした美しさがあり、いっそう魅力的です。🥰
フユボタンとカンボタンは、神社・仏閣、植物園などで大事に手入れされながら育てられていることが多く、名所には東京・上野東照宮のぼたん苑や鎌倉・鶴岡八幡宮などがあります。⛩️
冬牡丹 千鳥よ 雪のほととぎす――松尾芭蕉
松尾芭蕉(1644―1694)が「野ざらし紀行」の旅の途中の1684年、三重県桑名市にある真宗大谷派桑名別院本統寺の住職・琢慧(たくえ)上人に招かれて滞在した際に詠んだ句になります。😯
「春の花であるはずのボタンを冬に見ていると浜から千鳥の鳴き声が聞こえた。それはまるで雪の中で夏鳥のホトトギス(カッコウ)の声を聞いたような気がした」
季節が交錯するような幻想的な感覚が見事です。😉
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ライター:Takatoshi Sato