おはようございます🇯🇵🌳
「草木塔(そうもくとう)」は、切り倒した草や木の霊を鎮めるために立てた供養塔になります。
山形県米沢市を中心に約170基の「草木塔」が見つかっているそうです。
人は色々なものを利用し、色々なものの命をいただき生きていかなくてはなりません。
動きもせず、切り取っても悲鳴ひとつあげない草木にも命があります。
「草木塔」はそのような草木への感謝や、草木を生み育てる自然への畏怖から建立された供養塔なのでしょう。
この地域は、武士だけでなく、領内の民衆すべての教育に熱心に取り組んだ名君、上杉鷹山(ようざん)公が藩主でした。
このように日本各地にある遺物は、金銭のためでなく感謝の念だけで多くの方が長い時間を費やして作られたものです。
「豊かに生きる」ことを心から体現できたのは、このような精神を持つ方たちなのでしょう。
ライター:Takatoshi Sato
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