おはようございます🇯🇵🌺
本日より七十二候「霞始靆(かすみはじめてたなびく)」に入ります。
昔、さまざまな木々の芽が出てきて山全体がふんわりとみえる様子から、山は春の女神のまとう衣、山にかかる三日月は女神のかんざし、霞は佐保姫という女神の衣の裾にたとえられてきました。
佐保姫とは奈良県の東の方にある佐保山が由来になります。👸
江戸の歳時記「改正月令博物筌(かいせいがつりょうはくぶつせん)」には、佐保姫とは「かたちあるにあらず、天地の色を織りなすを仮に名づけたるなり」と書かれています。
佐保姫とは、皆さんそれぞれが感じる春の光景そのもので、どんなに小さく名前もないような山にも春の女神「佐保姫」が宿っていて、山の景色全体にその姿は現れているということです。
この時季は春の霞(かすみ)がたなびき、遠い景色などがぼんやりとぼやけて見える頃。
春はどこかゆるみがあって、ふんわり、ぼんやりがよいですね。
ライター:Takatoshi Sato
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