イソップ寓話のひとつになります。
知っている方も多いのではないでしょうか?
中世のとある町に、
3人のレンガ職人がいました。
彼らは汗を流しながら、
重いレンガを運んでは積み、運んでは積み…
ひたすら繰り返しています。
それを見た旅人は次のように訪ねました。
「あなたたちは今、何をしているのですか?」
すると、3人のレンガ職人はそれぞれ答えます。
1人目の答えは、
「そんなことは見ればわかるだろう。
親方の命令で、レンガを積んでいるんだよ。
暑くて大変だからもういい加減こりごりだ!」
2人目の答えは、
「レンガを積んで、壁を作っているんだ。
この仕事は大変だけど、儲かるからやっているのさ」
そして3人目の答えは、
「レンガを積んで、後世に残る大聖堂を造っているんだ。
こんな仕事に関われて、とても光栄だよ」
いかがでしょうか?
3人は仕事の内容や役割は同じで、賃金も変わりません。
しかし、動機や目的が全く違うのです。
それぞれの認識を考えてみましょう。
1人目は、仕事ではなく作業と捉えています。
2人目は、お金を稼ぐためだけに働いています。
3人目は、仕事の意味や目的、価値を理解して喜んで働いています。
1人目や2人目と比べ、
3人目の職人は、自分からやるべきことを探して、
言われなくても工夫をして仕事に取り組んでいくでしょう。
つまり、仕事の意味や目的を理解できていると、
心豊かな毎日になりやすいのです。
このように、「何のための仕事なのか?」を理解できていると、
それだけで、本人が生み出せる結果が大きく変わってきます。
投資も同じです。
最終的に投資に対する必要性や心構えができていないと、
リスクを考えず流行の商品に手を出したり
許容できないような金額を何かに投じたりと…
その場の勢いだけで判断を繰り返すことで
結果、大きな問題に膨れ、悩まされることになります。
投資の意味や価値、目的を仲間と共有し、自分のスタンスを確認しながら
日々、心を落ち着かせて事にあたるようにすると
何かしら良い結果に繋がるのではないでしょうか。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
CAC連絡先
メールへご連絡:cac.join@gmail.com