おはようございます🇯🇵
七十二候では「綿柎開(わたのはなしべひらく)」を迎えております。
この七十二候は、今では衰退してしまった日本の産業や、昔の人の暮らしも思い出させてくれるものです。
一面に広がる綿畑は、かつて見られたであろう風景として想像するばかりではないでしょうか。
江戸時代以降、広く衣料に普及したのは木綿でした。
洗えば洗うほど肌触りがよく、吸湿性、保温性に優れた木綿は労働着、普段着、のれん、手ぬぐいなどの生活用品として爆発的に広まりました。
相性のよい染め物として「藍染」があり、この藍には防虫効果もあり、藍で染める事によりさらに堅牢になり、耐久性、発色の美しさなど、木綿とは抜群にマッチしたものでした。
この藍は小泉八雲が「美しい青の国」と感嘆したジャパン・ブルーで有名ですが、やはり木綿とともに明治時代以降衰退していきました。
名月の
花かと見えて
棉畠
芭蕉
闇夜に浮かぶ満月のような白くふわっとしたコットンボールたちの情景が目に浮かぶようですね。😉
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