私たちが暮らしているところは三次元だとよく聞きますね。時間やその他の次元、こういったものに干渉することはできませんが、私たちは今、この三次元空間を認識して、その中で自由に移動することができるという、それなりにたいした生き物なのです。
しかし、三次元種といっても認識できる範囲には個人差があり、世界の全てを見ることができているわけではありません。
実を言うと、そもそも動物の目には三次元を把握する程の能力はなかったりします。
皆さんの眼球が捉えている景色は、ただの平面なのです。
二次元しか把握できないはずなのに、三次元を認識して感じている。
これは知らず知らずのうちに次元のステップアップが起こっているということ。
ここに視点のカラクリがあります。
片目で球技、テニスやキャッチボールなんかをやってみると、遠近感が掴めない為に上手くプレイできませんね。
しかし、両目を開けると距離が把握できるようになります。
両目を開けると距離感が備わるのは、左右の目に映る二次元の画像の差異から、本来読み取れない奥行きのパラメータを瞬間的に導き出しているからです。
もっと言えば、両目を使わなくても、自分が動いたり、二つの物の位置を比較すれば、同様のことができます。
つまり、比較をすることで一つ上の次元を認識できるのです。
四つ目の次元である「時間」も、比較によって把握することができます。
「時間=距離÷速さ」なので、速さを一定にした状態で距離の差分を取れば、時間が求められます。
これを利用した結果、「時計」という道具が成り立っているのです。
ではここで、唐突ですが貧富の差を比較してみましょう。
仮に私の預金残高が200万円だとして、私は貧乏人でしょうか?
どう思いますか?
答えはやはり比較対象によります。
貴方の預金が200万円以上なら私を貧乏だと思い、それ以下なら裕福だと思うのではないですか?
子どもや学生にとっては200万円は手の届かない大金だし、逆に貴方にとってはただの小銭に過ぎないかもしれませんね。
もうお分かりかもしれませんが、貴方が普段感じている金持ちの尺度は、他人という複数の視点を通じて貴方自身と比較しているのです。
それをもって、人を見上げたり見下したり、なんとも、狭い了見で物事を考えている人が多い世の中です…。
もし、この世に他人がいなければ、自分という存在すら気付かないでしょう。
人間は他人を通じて世界を立体化し、社会を理解しているのです。
全員が同じ座標にいれば、その尺度があることさえ認識することはできません。
枠から外れた人がいるから、その軸の存在に気付き、嫉妬をおこすわけです。
マナーの悪い客がいるから、貴方もまた自分のマナーを反省することができます。
ネットで悪意のある書き込みをする人がいるから、他人を思いやる必要性を感じることができます。
そういう意味では、貴方にとって不要な方はあまりいないのかもしれません。
他人とは、視点の最たるものです。
視点が増えれば増える程、貴方の視野も広がり、より多くの物事を理解し、判断できるようになるでしょう。
学生時代が終わったからといって、学ぶことまで止めてはいけませんか?
人生尽きるまで卒業はありません。
様々な意見を聞き、色々な角度から物事を見てましょう。視点の数を増やすことが、自分らしい人生を歩むことに繋がります。
視点の数が少ないばかりに、周りの雰囲気に流されて行動して後悔する事が多いのです。
視点が変われば、世界が少し変わります。
世界が変われば、貴方がそれに抱く感情も、同じものではなくなります。
小さな交友範囲に流されず、視野を広げて、新しい世界を見に行きましょう。
もし私たちが出会わなかったら、お互いに気付かなかったことも沢山あるのでしょうね。
私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。
次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、
社会、歴史、精神の再認識、
様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて
楽しみながら情報を交換しております。
もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。
よい提案が出来るかもしれません。
いつでもお待ちしております。
※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。
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