日々の生活を心豊かにするために、役立つ情報をお届けします。

  1. Economic Blog by Sato

#40 自分が損してでも得をしてほしい人は何人いますか?

損得の捉え方を少し変えてみると日々の生活がより楽しめるかもしれません。

損得を日常で意識すると人は思っている以上に感情的になり合理的な人も非合理な行動をとってしまいがちです。

心理学的にも

人は利益を得られる場面ではリスク回避を優先し

損失をこうむる場面では損失を回避する傾向がある

というように「人は損する事を一番避けたがる」生き物です。

よくコインゲームにもたとえられますが、

①表が出るか裏が出るかであなたは大金を手に入れられるか手持ちの資金を失う、

もしくは

②参加しないというものです。

大半の方は参加せずに確実に手元に残る方を選ぶ傾向があります。

ではあなたは200万円の借金があるとします。

次の2つの選択肢を選べと言われたらどちらを選びますか?

①ゲームに参加せずに無条件で借金が100万円減額され借金総額が100万円になる。

または

②コインを投げて表が出たら支払いが全額免除されるが裏が出たら借金200万円のまま。

どうされますか…?

・・・実はこのケースでは後者を選択する人が多いのです。

この問題からは「100%の確率で確実に100万円を返す」というリスクの無い選択を回避し「50%の確率で返済免除を狙う」といった高リスクを取っていく傾向にあります。

つまり、人は、、、・利益を得られる場面では「リスク回避」・損失をこうむる場面では「損失回避」という行動をとりがちなのですね。

特にマイナスを被っている状態では人は損失そのものを回避するために進んでリスクを取りたがる結果になります。

儲かる可能性がある時にはギャンブルなどせずに確実に手元に残る選択をしたはずなのに損を抱えた状態であればあるほどそれを挽回するために一攫千金(リスク)を好んでしまうという心理に陥るのです。

人は損をするのが嫌いなことから無意識のうちに「得をしない」あるいは「損をする」という決定を下してしまう。

このように損得が絡むとどこか感情的になり、健康だけでなく交友関係まで害してしまう事は多々あります。

ですから損失を悪だと考えずに、自分が損をする事で得をしてほしい方々、そういった人とお付き合いできれば、その「人となり」が磨かれて得をする事になり、いつも穏やかさと冷静さを保てるようになるのではないでしょうか。

私達CACでは緑溢れる自然とその中で育まれた豊かな心を継承する日本に感謝しています。

次の世代を生きる人たちが日本人として誇りを持って明るく生きられるように、

社会、歴史、精神の再認識、

様々な分野への「投資活動」「レクリエーション」などを通じて

楽しみながら情報を交換しております。

もし何か行動したい…とか、何から始めてよいかわからない…など、
気になることはひとりで悩まずとりあえずCACへお知らせください。

よい提案が出来るかもしれません。

いつでもお待ちしております。

※ CACのメンバーさんには、今後みなさまにお役に立てるようなより踏み込んだ内容で情報配信をしていきます。

CAC連絡先

LINEへご連絡lin.ee/BOUYnLw

メールへご連絡:cac.join@gmail.com

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